2015年12月26日土曜日

ドリー・パートンとホイットニー・ヒューストン、そして、自分の言葉で語ること

I Will Always Love Youというバラードの名曲があります。我が国でも認知度が非常に高い曲と思います。今は亡きホイットニー・ヒューストンの主演映画であるボディーガードのクライマックスで歌われる曲といえばお分かりでしょうか。ホイットニーバージョンはとにかく力強く、まさにパワーバラードといった趣です。

この曲は、もともとはドリー・パートンというカントリー歌手のオリジナル曲です。彼女も超ビッグネームなのですが、我が国ではそこまで知られていないのではないかと思います。オリジナルバージョンは、ホイットニーバージョンとは対照的で、今にも糸が切れてしまいそうな物哀しい雰囲気が漂っています。

私は、オリジナルバージョンの方が、遥かに好みです。どうしてオリジナルの方が優れていると感じるのか、もちろん説明はできるのですが、どうしても、ホイットニーさんの方を貶してしまうような表現になってしまいますし、どうもしっくりこないなあ、とずっと感じていました。

で、先ほどネットをぶらぶらと探索していたところ、これだ!というコメントを見つけました。英語のコメントでしたが、そこにはこう書いてありました。

「ホイットニーも素晴らしい。だけど、誰もドリーのオリジナルは越えられない。この曲を、感じて、生きて、書いたのは彼女なのだから。」

これ以上の説明はないな、と思います。

患者さんが自身の体験や挑戦を経て、状態の改善につながる大きな発見をし、そしてそれについてご自分の言葉で語ってくださる時があります。私がこの仕事していてよかったと思う瞬間の一つです。そういったときに語られる言葉の一つ一つに強い生命力と、説得力を感じるのです。なぜなのか。ネット上で見つけた、先ほどのコメントに、その答えがあるような気がします。

それでは、また。



2015年12月15日火曜日

社交不安障害(社交不安症)を持つ方の第一関門

当クリニックの一つの特徴として、不安障害(不安症)をお持ちの方の割合が比較的多いことが挙げられるかと思います。数ある医療機関やカウンセリングルームの中から、当院を選んでいただき、有り難く思うと同時に、身の引き締まる思いです。

そういった不安障害の中でも、社交不安障害について今日はお話ししたいと思います。社交不安障害をお持ちの方々は、他者との交流状況(社交状況)において強い不安や身体症状が出現し、日々の生活に支障を起こすことが主な困りごとです。当クリニックに初めて受診する際には、当然ながら受診予約をする必要があります。そう、当クリニックに電話をして、受診の予約を取る一連の作業そのものが、場合によっては恐れる状況そのものになっているのです。

当クリニックでは、ウェブサイトからの初診問合わせも可能です。電話が難しい場合には、そちらからご連絡をいただけますでしょうか。(結局のところ、初診予約を完了させるためには私、もしくはクリニックスタッフと一度電話でお話しをすることにはなりますが...。)

いずれにしても、社交不安障害の皆さんにとっては、クリニックの受診予約を取ること自体が第一の関門となります。そして、そこから治療は始まっていると考えてください。私は、この病気を持つ数多くの方々と接してきました。勇気を振り絞って不安な状況に直面することがどんなに大変なことなのか、ある程度は理解しているつもりです。

ご連絡をお待ちしています。

2015年12月7日月曜日

高知大学病院で講演をしてきました

12月5日の17時から、高知大学病院の医学部キャンパスで認知行動療法の講演をしてきました。移動のため、当日の外来終了時間が早くなりご迷惑をおかけしました。また、早めの受診にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

当日は予想を上回る参加者数で、精神科医以外にも多職種の方々にご来場いただけたようです。講演タイトルは「いちからわかる認知行動療法」でした。ひとつでも多くの知識を家に持ち帰っていただけていたら、認知行動療法への興味を深めていただけたとしたら嬉しいなと思います。

講演後は、お呼びいただいた先生を中心に、高知大学精神科医局の先生方とお話し、多くのことを学びました。大学病院医師の仕事は、臨床、研究、教育、地域医療の拡充など多岐に渡ります。先生方の熱意に触れ、ますます明日からの日々に対するモチベーションが高まってくるのを感じました。

参加いただいた皆様、お呼びいただいた先生、高知大学精神科医局の先生方、本当にありがとうございました。

2015年11月3日火曜日

The Price You Pay - Bruce Springsteen

Bruce Springsteenを紹介します。我が国の音楽シーンにも多大な影響(有名どころでは、尾崎豊、佐野元春、長渕剛あたりでしょうか)を与え続けてきた偉大なロックシンガーです。

(それぞれの熱心なファンの方々は一緒にするなと怒りそうですが、)尾崎、佐野、長渕と聞いてどんな音楽スタイルをイメージされるでしょうか。スタジアムなどの大きな会場で、悩める若者たちを鼓舞する熱きカリスマといった光景ではないでしょうか。

それは、部分的には当たっているのですが、私が好きなブルースはそこではありません。彼は、非常に内省的な歌詞を書きます。要するに暗いのです。この暗さに惹かれます。一番好きな曲は、「Wreck On The Highway」という曲なのですが、この曲は交通事故の光景が詳細に語られる曲であり、心療内科・精神科クリニックのブログとしては、紹介するのが適切でないと考えられるので控えます。

同じくらい好きな曲として、「The Price You Pay」という曲があります。人生の選択につきまとう代償について歌われている曲です。(どちらの曲も、The Riverという傑作アルバムに収められています。)

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Little girl down on the strand 
With that pretty little baby in your hands 
Do you remember the story of the promised land 
How he crossed the desert sands 
And could not enter the chosen land 
On the banks of the river he stayed 
To face the price you pay 

その手に愛らしい赤ん坊を抱いた少女が水辺に佇んでいる
約束の地の物語をお前は覚えているだろうか
彼が如何に砂漠を越えたのか
選ばれた地に入ることが許されず岸辺に立ち止まっていたのかを
払うべき代償に直面するために

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生きるということは行動の選択を連続していくことであり、そして、そこには必ず代償がつきまとう。代償に怯えて生きていくのか、それとも...

高校生の頃、この曲を聴きながら、いろいろと考えを巡らせていたことを覚えています。われながら暗い高校生ぶりに呆れてしまいますが(笑)、まあこうして毎日踏ん張っているので良しとします。明日も診療です。来院予定の皆様、よろしくお願いします。




2015年10月22日木曜日

認知行動療法研修事業で講師をしてきました

9月中旬に「平成27年度認知行動療法研修事業 うつ病の認知療法・認知行動療法ワークショップ」が京都大学医学部で行われました。非常に光栄なことに、主催の先生より講師の依頼を頂きましたので、ワークショップの一コマを担当させて頂きました。

学生時代からの憧れだった先生、尊敬し背中を追い続けている先生、日々の温かい臨床から大きな影響を受けた先生に久しぶりにお目にかかり、多くを学ぶことができました。そして、なんとか認知行動療法を身につけて、全国各地の患者さん、クライアントさんの助けになりたいと考える参加者の皆さんの熱量を体感することで、クリニックでの日々の臨床への意欲が更にわき上がってくるのを感じました。

こういった活動についても、時折ご紹介できればと思います。よろしくお願いいたします。


2015年9月8日火曜日

山本周五郎 ながい坂

高校生の頃、短編を中心によく読んでいたのが山本周五郎です。今回、気まぐれに読み始めたのが、この「ながい坂」だったのですが、なぜもっと早くこれを読まなかったのだろうと後悔させられるほどに素晴らしい作品でした。

主人公である主水正のまなざしは、徹底して相対化されています。

「善人と悪人の区別はない、人間は誰でも、善と悪、汚濁と潔癖を同時にもっているものだ、大義名分をふりかざす者より、恥知らずなほど私利私欲にはしる者のほうに、おれは人間のもっとも人間らしさがあるとさえ思う」

主水正は何度も精神的、肉体的に追い詰められます。そんな時、彼がまず取り組むことは、熟慮を重ねることでもなく、解決に向けた行動を急ぐことでもありません。ただただ、自分自身を深く観察しようとします。

「青淵の死は、自分にとって非常な打撃である。こんなとき人はよく、半身を奪われたようなとか、胸に大きな穴があいたようだとかと、受けた打撃の大きく深いことを表現する。自分はどうだろう、主水正はすなおな気分で、自分の心の状態をよく客観してみた。」「おれたちがまったく忘れているときでも、井関川の水は休まずに流れている。」「世の中も人間も時のながれの中にいるし、そのながれは一瞬もとどまることがないのだ。」

そして、精神科医として気になったのが、我が子を失った衝撃から立ち直ることが難しくなっている「ななえ」という女性の描写です。

「ななえの頭は、流産した子のことでいっぱいのようであった。彼女は空想の中でいつも抱いたりあやしたり、添い寝をしていたりするようであった。」「それは空想にとらわれているようではなく、現実そのもののように切実であり、なまなましい実感がこもってい」た。

近親者などの死による悲しみが長期間続き、それにより日常生活に障害が起きている状態のことを複雑性悲嘆と呼びますが、「ななえ」は、それに近い状態にあるようです。複雑性悲嘆については、当クリニックでも将来的に取り組んでいく予定です。今後、当ブログでそのご報告ができればと思います。

最後にもうひとつご紹介です。

「自然の容赦ない作用に比べれば」「貧富や権勢や愛憎などという、人間どうしのじたばた騒ぎは、お笑いぐさのようなものかもしれない。」だが、「お笑いぐさと云われるようなわざを積み重ねるところにこそ」「人間の人間らしい生活をたかめてゆく土台があるんだ」

人間どうしのじたばた騒ぎ。お笑いぐさ。大いに結構。
私も、お笑いぐさと云われるようなわざを、地道に積み重ねていきたいと思います。

それでは、また。






2015年8月22日土曜日

Legendary Hearts - Lou Reed

Lou Reed(1942-2013)のLegendary Heartsという曲を紹介します。Lou Reedはアート方面からも評価が高いVelvet Undergroundというバンドのフロントマンだった人ですが、私はなによりも、彼のソングライティング能力の高さに惹かれます。シンプルで、力強いうたを書くのです。

俺たちは、ロミオとジュリエットのような伝説的な恋人たちにはなれそうもない、どだい俺はそんな柄じゃないのさ、という嘆き節から始まるこのうたは、曲の終盤に近づくにつれ力強さを増していきます。そして、最後はこのような一節で幕を閉じます。

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No legendary love is coming from above.
It's in this room right now.
And you've got to fight to make what's right.
You've got to fight to keep your legendary love.

伝説の愛は天からやってくるのではない。
それは、まさにこの瞬間、この部屋にあるんだよ。
そして、正しいことを成すためには、君は戦わなくてはならない。
成し続けたいのであれば、君は戦わなくてはならないんだ。
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静かで、淡々としていて、気高く、力強い。
完璧な曲です。

それでは、また。
































2015年8月13日木曜日

お盆期間も開院しています

御器所こころのクリニックは平成27年度のお盆期間も診療をしております。
8月14日(金)・15日(土)、両日ともに初診の方の診察が可能です。
診察を希望される方は、お電話(052-859-1600)、もしくは問い合わせフォームからどうぞ。スタッフ一同、ご連絡をお待ちしております。


2015年8月7日金曜日

こんなことでかかってもいいんですか?

「こんなことで、受診してもいいものなのか迷っていた」
クリニックをはじめて1ヶ月経ちますが、何人かの方からこのことばを聞く機会がありました。その理由を伺うと、

1) 自分の困りごとは、心療内科・精神科で相談するようなことなのだろうか? 
2) 自分の困りごとは軽すぎて、受診するほどではないのではないか?
上記のように考え、受診をためらわれていたようです。

まず、1) についてです。そもそも、町のクリニックは、なんらかの困りごとを抱える地域の皆さまの最初の窓口でもあります。その困りごとが、医療で対応できるのか/できないのか?当クリニックで対応できるのか/できないのか?対応が難しいのであればどの医療機関(総合病院?大学病院?精神科病院?内科クリニック?etc...)に紹介することが適切なのか?こういったことについて適切に判断することが、自身に課せられた使命のひとつであると考えております。

次に、2) についてです。困りごとに軽いも重いもありません。少なくとも、受診が頭に浮かぶ程度には、あなたを悩ませているものであったり、ことであったりするはずです。それを、ぞんざいに扱うようなことは、私は決していたしませんし、これまでもしてこなかったつもりです。

診察が終わった後に、「迷ったけど、不安だったけど、受診してよかったです。」とのお言葉を、やはり何人かの方から頂きました。そんなとき、クリニックを開いてよかったな、と、心から感じます。

どんな困りごとでも大丈夫です。気軽にクリニックの門を叩いて頂ければと思います。

2015年7月18日土曜日

「こころのクリニック」って何かのグループなの?

という質問を、何人かの方からいただきました。つまり、「こころのクリニック」という心療内科・精神科のグループがあって、私の後ろに黒幕がいるのではないかということです。言われてみると、確かにもっともな疑問ですね。

お答えします!御器所こころのクリニックは、院長である私が開設し、運営する独立した医療機関です。というわけで、黒幕は何を隠そうこの私です(笑)。

ですから、受診してくださる皆様の治療方針は、私と、あなたの共同作業のみから成り立ちます。その意思決定プロセスに、それ以外の要素が入り込む余地はありません。ともに話し合い、おひとりおひとりのオーダーメイド治療を作り上げていけたら、と考えています。




2015年7月9日木曜日

無から出た錆 熊木杏里

医療機関における初めての診察のことを初診といいます。当クリニックの場合、初診時にはまず、何にお困りなのか、いつからその困りごとが始まったのかなどをお聞きします。そして、その方が今日まで、どのように生活してこられたのかもお話ししていただきます。(もちろん、無理に聞き出したりはしません。話したくないことは話さなくてもかまいません。)

さて、唐突ですが、熊木杏里さんの「無から出た錆」というアルバムがあります。冒頭を飾るのが「長い話」という曲なのですが、曲名とはうらはらに、5分強という短い時間の中で彼女はこれまで生きてきた20数年間を一気に語りきってしまいます。(歌詞のリンクはこちら

不安を抱えつつ訪れたクリニックで、初めて対面した人間に、自分のこれまでを、限られた時間で語り切るのはおそらく無理です。私たちは才能にあふれたシンガーソングライターでも、表現力豊かな詩人でもありませんから。

診察は1回で終わってしまう訳ではありません。あなたが何にお困りなのか、あなたがどういう人間なのか、ゆっくり、焦らずにお話しいただければと思います。


2015年7月2日木曜日

クリニックが開院しました

平成27年7月1日、予定通りクリニックが開院しました。開業に至るまでの道のりを考えると感慨無量でした。一方で、このことはあくまでも私の個人的事情です。浮ついた気持ちはしっかりと制御し、(非常にありがたいことですが)開院当日に早速受診いただいた皆様には、私がこれまで行ってきたいつも通りの医療を提供できるよう心がけて診察に臨みました。

開院祝いとして様々なお祝いを頂きました。ひとつ紹介します。御器所こころのクリニック特製開院祝チロルチョコです!勉強会のメンバーさんたちから開院当日にサプライズで頂きました。なんだか食べるのがもったいなくて、飾るか食べるか迷い中です。

多くの方に支えられて、無事開院することができました。この場を借りてみなさまに御礼申し上げます。本当にありがとうございます。地域に根ざす、こころのかかりつけ医として、これからがんばって参ります!!


2015年6月18日木曜日

診察予約受付を開始いたしました。

診察予約受付を開始いたしました。将来的には診察予約は電話のみで承る予定ですが、しばらくは電話とウェブサイトの受付フォームがご利用になれます。

現在は開院準備中のため、電話に出ることが難しい時間帯が多いです。大変お手数ですが、電話がつながらないようでしたら受付フォームからお申し込みください。後ほどこちらから折り返しお電話させていただきます。

受付を開始してから1日が経ちますが、大変ありがたいことに、すでに予約が入り始めています。

開院まであと2週間です。

2015年6月10日水曜日

診察予約受付を6月18日(木)から開始いたします。

本日、保健所、厚生局、診療報酬支払基金などを訪ね、クリニックの開院手続きを済ませてきました。おかげさまで、予定通り平成27年7月1日に御器所こころのクリニックを開院できそうです。

これに伴い、診察予約受付を開院2週前の6月18日(木)から開始いたします。開院後は電話でご予約を承りますが、それまでは18日に開設予定のウェブサイト予約受付フォームから申し込みをいただく予定です。フォーム開設まで今しばらくお待ちください。

2015年5月27日水曜日

内装が完成間近です

クリニックの内装工事が佳境に入ってきました。

写真は、診察室の扉です。なんの変哲もないように見えますが、実は扉の下部に仕掛けがあり、診察室の会話が外に漏れないような機構が施されています。見えないところに、しかし、心療内科・精神科クリニックに本質的に求められる部分に、工夫を凝らしています。

いよいよ明日は8年間働いた勤務先の、常勤医としての最後の出勤日です。退勤後はその足で上京し週末の勉強会に参加します。そして、名古屋に帰ってくる頃にはクリニックの内装がほぼ完成している予定です。

開院まで、あと5週間です。


2015年5月20日水曜日

2015年5月8日金曜日

2015年4月20日月曜日

電話番号が決まりました

052-859-1600
になります。ウェブサイトにもアップロードしました。
ただし、まだ開通していません。
FAXはすでに開通しています。よろしくお願いいたします。

2015年4月16日木曜日

診療時の服装について

クリニックでの基本的な装いですが、白衣にするかジャケット着用にするかで迷っています。これまでは病院勤務でしたので一も二もなく白衣を着用していましたが、それでも認知行動療法を行う時にはジャケットを着用していました。認知行動療法では、セラピストがクライアントを治す、という一方通行の関係性ではなく、セラピストとクライアントが一緒になって問題解決を目指していく姿勢が大事なので、なるべくお医者さん然とした白衣は避けたいと考えての選択でした。

クリニックではこれをもう一歩推し進めて、通常の外来診療でもジャケットにしようか、いやそれとも従来通り白衣だろうか、どうしたものかと迷っていたところ、面白い研究を見つけました。内科クリニックを訪れた患者さん達に(1)スーツ姿、(2)白衣、(3)手術着、(4)カジュアルスタイルの写真を提示し、どのスタイルが一番好みで信頼に値するか質問してみたというものです。

結果は……。圧倒的に白衣姿が好評でした!「そうかあ、やはり白衣なのかなあ」と思って研究に使用された写真を見たところ、うーんと考え込んでしまいました。特にカジュアルスタイル。カジュアルにもほどがありますね(笑)。

もちろん来院される皆様はお好きな格好でいらしてくださいね。私を含めクリニックスタッフ一同は、失礼のない格好でお迎えすることを約束いたします。それでは、また。

Am J Med. 2005 Nov;118(11):1279-86.
Rehman SU1, Nietert PJ, Cope DW, Kilpatrick AO.


2015年4月12日日曜日

「症状から選ぶ」をアップロードしました

こちらからご覧になれます。
よろしくお願いいたします。

2015年3月29日日曜日

朝ドラ「マッサン」

昨晩は、NHKの朝ドラ「マッサン」の最終回でした。朝ドラを最初から最後までほぼ完璧に観たのはこれが初めてでした。これから自分がクリニックを運営していく上で参考になるようなシーン、出来事、セリフが沢山あり、惹きつけられてしまったのです。ある勉強会で、大変尊敬している先生がマッサンの話を連発しておられて「そのお気持ち、わかります!!」と、内心小躍りした、なんてこともありました。

印象に残っているシーンはいくつもあるのですが、自分の夢を貫くかどうかで迷っているマッサンに、父親が語りかけたシーンが忘れられません。マッサンの父親はこう言いました。

「頭で考えてうまくいかん時は、とにかく体を動かして、汗をかいてみるんじゃ。
 ほしたらたいがい、自分の道は見えてくらあよ。」

文脈によっては体育会系根性論になってしまいますが、彼の意図はそれとは異なるものだったように思います。クリニック開院まで山あり谷ありが続くと思いますが、このセリフを思い出しつつ、今できることを淡々と積み重ねていこうと思っています。




2015年3月25日水曜日

2015年3月23日月曜日

「Q&A」をアップロードしました

患者さんから頂くことの多い質問にお答えするページを作りました。
こちらからご覧になれます。よろしくお願いいたします。

2015年3月20日金曜日

事務員さん募集です(募集締切りました)

クリニックオープンスタッフの募集を始めました。
職種は事務員さんです。詳しくはこちらをご覧ください。

(2015.4.1 追記 募集を締め切りました)

「ごあいさつ」をアップロードしました

院長のあいさつ、経歴の紹介などをアップロードしました。
こちらをご覧ください。

2015年3月12日木曜日

フュッシュマンズ 空中キャンプ

私の好きな映画・音楽・小説なども時々ご紹介していきます。
さて、記念すべき第一弾は何にしようかなと考え、ぱっと一番に浮かんだのが、フィッシュマンズの空中キャンプというアルバムです。大学生時代、なんとなく煮詰まったときによくかけていた気がします。聴いているうちに、喜び、不安、焦燥、安堵、かすかな怒りなど、様々な感情が湧き出てくるのですが、かといってそれらに引きずり込まれることもなく、気が付いたら時間も場所の感覚も曖昧になり、水中を漂っているような感覚になっていくのです。その感じが快くて、何度も何度もリピートしていました。
今なら、そういったときに自分に何が起きていたのか、なぜこのアルバムをよく聴いていたのか、ある程度説明はできるのですが、いくぶん野暮なのでやめておきます。
それでは、また。


「認知症」についてウェブサイトに公開しました

こちらからご覧になれます。よろしくお願いいたします。

2015年3月5日木曜日

FAXが開通しました

FAXが開通しました。
番号は 052-308-8954 になります。
ウェブサイトにも番号を載せました。
電話の開通は6月になります。
よろしくお願いいたします。

2015年2月27日金曜日

「治療方針」についてウェブサイトに公開しました

こちらからご覧になれます。よろしくお願いいたします。

Who are you?

当クリニックのブログ、そしてウェブサイトを見ていただいた方は、院長の経歴はおろか名前すら見当たらないことに気づかれたと思います。最近、関連業者さんなどには開業準備中であることを少しずつお伝えしているのですが、ほとんどの方が当クリニックウェブサイトをすでにご存知で、「ああ!御器所のあそこ、あなただったんだ!いや〜名前がないから一体誰なんだろうって思ってたよ!」といった反応をされます。

名前をまだ公表していないのには、理由があります。現勤務先で担当させていただいている患者さん達に、私が病院を異動することを、まだほとんどお伝えできていないからです。お伝えする前にウェブサイトに名前を載せてしまうのは、失礼なのではないかと考えているのです。

とはいえ、現勤務先での外来診療は5月いっぱいで終了となります。ですので、2月末から3月末にかけて、外来受診されるみなさんお一人おひとりに、直接ご挨拶していく予定です。

4月になりましたら、当ブログ、そしてウェブサイト上で正式に自己紹介させていただきます。よろしくお願いいたします。

(2015.3.20 追記)
現勤務先のほぼすべての外来・入院患者さんへ退職の報告をいたしましたので、
私の名前・経歴などをクリニックのウェブサイトにアップロードいたしました。


2015年2月18日水曜日

2015年2月6日金曜日

2015年2月1日日曜日

クリニックの場所は御器所駅3番出口すぐ

クリニックの場所は、すぐに見つかると思います。地下鉄御器所駅3番出口を出ると、すぐに賃貸住宅サービスさんの看板が目に入ります。そのビルの2階が、御器所こころのクリニックです。エレベーター、階段、どちらからでも入り口にアクセスできます。
今日、クリニックの前を通りがかったので写真を撮影して、ちょいちょいと加工し、ウェブサイトの「アクセス」ページに、下の画像を載せてみました。なんだかもうクリニックが存在しているかのようですが、本当のことを言うと、内部はまだがらんどうです。クリニック開院まで、まだまだやることはたくさんです。


2015年1月28日水曜日

クリニックのロゴマークが出来ました

クリニックのロゴマークが出来ました。
自ら選択した方角へ迷いなく飛んでいく鳥をイメージしています。
作成してくださったデザイナーの方に感謝です。

2015年1月25日日曜日

2015年1月19日月曜日

クリニック内装設計&使用家具選定に行きました

この日曜日も、多くの時間を開院準備に費やしました。

午前中はクリニックの内装設計についての話し合いでした。設計士の方にいろいろと提案をいただき、限られたスペースをどのように有効に使っていくのか、しっかりと意見交換をしてきました。内装は、表向きのデザイン性、華美さ、優美さを求めるのではなく、患者さんにとって本当の意味で安心できる作りであること(例えば、診察室の話し声が外に漏れない、患者さんと私たちクリニックスタッフの動線がぶつからないなどです)を重視し、そこにコストをかけたいと思っています。担当の設計士さんは、まさにそういった点を大切にした提案をしてくださるので、本当にお願いして良かったと思っています。

午後は家具屋さんに行きました。個人精神療法にも、集団精神療法にも対応するために、大きさ、高さを変えることのできる伸縮デスクを探しています。いろいろ調べたのですが、ある程度のデザイン性を併せ持った伸縮デスクは、イタリア製が多いことを知りました。県外のある家具屋さんが、伸縮デスクを得意とするイタリアの家具メーカーの総代理店になっているので、見に行ったのです。写真は、そのうちのひとつです。モノ自体はこれが一番気に入ったのですが、大事なのは部屋全体との調和です。即決したい気持ちを抑えて帰宅しました。まだまだ迷いは続きそうです。


2015年1月14日水曜日

「うつ病」についてウェブサイトに公開しました

こちらからご覧になれます。よろしくお願いいたします。

2015年1月12日月曜日

趙括と認知行動療法

今、史記を読んでいます。といっても横山光輝さんの漫画版ですが。史記は、中国前漢時代に司馬遷によって編纂された歴史書です。様々な人間の生き様、身の処し方を学ぶことができ、非常に勉強になります。昨晩は第五巻を読みましたが、趙国の武将、趙括のエピソードが印象に残りました。趙括は幼少時より兵法に通じており、同じく武将であった父親を兵法談義で言い負かす事すらありました。才能を自負していた趙括ですが、いざ秦国との実戦に赴くや、その戦術は本で学んだ机上の空論に過ぎず、あっという間に趙国四十万の大軍を失ってしまったとのことです。

私は、心理療法の一つである認知行動療法を専門にしていますが、心理療法でも同じことが言えます。心理療法を語ることと、実際にクライアント(ないし患者さん)に施術することは全くの別物です。流麗に心理療法を語ることができるからといって、その人がその心理療法を使えるとは限らないのです。趙括の父である趙奢も、本から得た知識のみを鼻にかける我が子の危うさを見抜いていたそうです。

認知行動療法は比較的マニュアル化しやすい治療法でもあります。そういったマニュアル本は、本屋さんでも簡単に入手することができます。(写真左側の本は、マニュアルの一つです。)しかし、マニュアルを読んだからといって、その治療がすぐに実践できるわけではありません。大事なことは、マニュアルの行間に存在しており、それは、熟練した治療者からの指導と、積み重ねた実践経験からしか得られないものだからです。

世界中の研究から得られた客観的な事実と、積み重ねてきた自身の実践から得られた経験的な知識、そのどちらも血肉として、現在の状態、考えられる治療法、今後の見通しなどについて、目の前の患者さんにわかりやすく説明することをこれまで心がけてきました。開院するクリニックにおいても、これらの点を大事にして診療にあたっていきます。よろしくお願い致します。


2015年1月7日水曜日

開院のための打ち合わせを行いました

本日は現勤務先のお休みの日でした。

お昼は、とある場所で定期開催されている症例検討会がありましたので参加し、ひと休憩したのち、夕方から関係業者さん達と開院にむけて様々な話し合いを行いました。

今回は病院ロゴマークの検討、近隣薬局さんへのご挨拶、臨床検査(血液検査、MRI検査などのことです)施設の方との話し合いなどでしたが、開院までに決めること、やることは他にも本当にたくさんあるのです。私はこれまで勤務医をしてきましたので、基本的には臨床(患者さんの診療をすることです)に専念していれば良かったのですが、そうすることができているのも、病院の事務職員さんをはじめとした周囲のスタッフのおかげなのだなと、再確認する今日この頃です。

さて、開業を決めてからというもの、様々な方と様々な場所で話し合いの機会を持ちましたが、話し合いの場所として結構愛用しているのがコメダ珈琲さんです。なんだかんだで、落ち着く感じですね。それでは、また。




2015年1月4日日曜日

ウェブサイトを公開しました

まだトップページとアクセスしかアップロードできませんが、
ウェブサイトを公開しました。アドレスはこちらになります。
少しずつ、アップロードしていきます。





はじめまして

初めまして。御器所こころのクリック院長の岡崎純弥と申します。
当クリニックは愛知県名古屋市昭和区地下鉄御器所駅前にて、
平成27年7月1日に開院を予定している、精神科・心療内科です。
院長の経歴などにつきましては、こちらをご覧ください。

開院準備、診療方針、クリニック紹介、日々の様子などを
こちらのブログで報告いたします。
よろしくお願いいたします。

(2015.3.20 追記修正しました)